[ 解説 ]
女学生と老人-孤独な魂が時代の暗闇に蛍のように浮かんでいる。
独自の世界観から映像化が難しいとされてきた芥川賞作家・柳美里の原作を手がけるのは、新進気鋭の監督・篠原哲雄。「月とキャベツ」「洗濯機は俺にまかせろ」「はつ恋」など、独特なタッチの心理劇に定評のある篠原監督ならではのこだわりの映像と細やかな演出が光ります。
今回、初めて挑んだハイビジョンドラマで、今まで以上の瑞々しい映像世界を作り出すことに成功しています。
[ ストーリー ]
孤独な退職老人の松村弦一郎は、息子夫婦とも実の娘とも長年の家族の溝が埋められないままでいた。唯一の拠り所は高校生の孫・梓だけ。ある日弦一郎は梓の中学時代の友人グループと知り合い、後日その中の一人・未菜が連絡をしてくる。家庭と友人の問題で金が必要な未菜は弦一郎に援助交際の相手を紹介してくれともちかけてくる。わけありの未菜と弦一郎はいつしかお互いの孤独を共有するようになり、やがて不思議な友情が芽生えはじめる・・・。
[ キャスト ]
松村弦一郎:山崎 努/恩田未菜:前田亜希/松村 梓:野村佑香/松村俊一:山崎 一/松村佐和子:毬谷友子/恩田佑子:中村久美/恩田章三:山田辰夫/公園の老人:青木富夫 ほか
[ スタッフ ]
プロデューサー:鈴木孝之、仁平知世、松岡周作/原作:柳美里(「女学生の友」文藝春秋刊)/脚本:加藤正人/撮影:高瀬比呂志/V.E.:小田切徹/照明:上妻敏厚/録音:山本保美/美術:都築雄二/装飾:大阪和美/スクリプター:白鳥あかね/編集:奥田浩史/音楽:Pitch Talks/製作・著作:BS-i、東宝
監督:篠原哲雄
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